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SGEC森林認証

Sustainable Green Ecosystem Council
About Project

上小地域の 国際認証森林と森林管理

森林認証制度は、持続可能な森林経営を実現するために策定された、環境保護と資源管理の方法です。この制度では、供給者や消費者ではない中立的な第三者機関が、国際的な基準に基づいて森林の管理方法を審査・認証します。

SGECによる森林認証

⻑野県上⽥地域の4市町村では、当協議会が窓⼝となり市町村有林などの公有林を中⼼に森林認証を取得し、地域における森林・林業の規範となる適正な森林管理に取り組んでいます。当会は一般社団法人緑の循環認証会議(SGEC)により毎年定期審査を受け、また、5年毎には認証の更新審査を受けてます。

PEFCの仕組みと
⽇本⽣まれの認証制度SGEC(エスジェック)

各国独自の森林認証制度はPEFCに「加盟」した後、PEFCによる国際基準審査を経て「相互承認」されます。これにより、認証された森林から商品までPEFCの認証林、認証品となり、PEFCマークも使用できます。
日本で2003年に設立された「緑の循環認証会議SGEC」は独自の規格として活動してきましたが、2016年にPEFCの相互承認を受け、国際基準を満たす制度となりました。

PEFC(ピーエフシー)森林認証制度の成り立ち

1992年の国連環境開発会議(リオサミット)の決議を契機に149カ国の政府の参加により定められた、森林を持続可能に管理するための公的な森林管理基準(政府間プロセス)を元に、ヨーロッパで森林所有者、木材・紙業界、NGOなどの主導で「森林認証制度」が立ち上がりました。PEFCは、ヨーロッパ11カ国の「森林認証制度」が集まり1999年に発足。スイス・ジュネーブを本部とする国際非営利NGO、世界最大の国際森林認証制度です。

上小地域のSGEC認証森林と森林管理基準

上小地域の4市町村、関係7財産区等及び管内県有林の13団体の森林が認証されています。

会員 山林名 面積 (森林面積:ヘクタール)
上田市 市有林 2,635.63
上田市東御市真田共有財産組合 1,574.49
上田市武石財産区(面積は国土調査面積) 1,246.98
東御市 市有林 38.71
東御市滋野財産区 23.45
長和町 町有林 1,400.52
長和町古町財産区 215.45
長和町大門財産区 1,155.56
長和町長久保財産区 130.54
青木村 青木村及び上田市共有財産組合 439.12
村有林 33.22
長野県 県営林 540.59
信州上小森林組合    8.63
合計    9442.89

上小森林認証協議会の森林管理方針

SGEC森林管理の基準に則り、上小地域の持続的な森林管理のため、基本方針を定めています。

00

認証対象森林と管理責任者・管理方針の確定

01

森林資源の維持又は適切な増進と地球温暖化防止(グローバルカーボンリサイクル)への貢献

02

森林生態系の健全性の活力の維持

03

森林生産機能の維持・増進(木材及び非木質材)

04

森林生態系における生物多様性の維持、保全及びその適切な増進

05

森林管理における保全機能の維持又は適切な増進(特に土壌と水)

06

森林の社会・経済的機能の維持及びその適切な増進

07

モニタリングによるパフォーマンス評価と改善

上小森林認証協議会森林管理マニュアル